こんにちは シンクウカン です。
僕は歌うことが大好きで、歌がうまくなればプロになれるんじゃないかと思っていました。
ボイストレーニングに通い、本を見ながら勉強し、専門学校に通ったこともあります。
『楽器は弾けたほうがいいですか?』
答えは
弾けなくてもなんとかなりますが、弾けたほうがいいです。
あなたがソロで活動するならもちろん、バンドで合奏する場合でも楽器は弾けたほうがいいです。
ソロの場合なら弾き語りができますし、バンドでもギターボーカルとして演奏できます。
今からでも遅くはありません。
ソロとして活動していくならピアノか、アコースティックギターなど練習しましょう。
楽器は弾けなくてもどうにかなる
楽器を弾けると幅が広がる
楽器を弾けると作曲ができる
楽器を弾けると弾き語りができる
楽器が弾けなくても落ち込むことはない
楽器は弾けなくってもどうにかなる
当時僕の友達が『バンドやろーぜ』みたいな感じで、安いギブソンのレスポールを買ったのが楽器をやろうと思ったきっかけです。
ただ僕は不器用なうえに練習嫌いというQZ(クズ)だったので、結局バンドでできることはボーカルしかなく、ボーカルになりました。
楽器が弾けなくても周りに弾いてもらえばいいのです。
ただ
- ルックスが悪い
- 歌がへた
- MCが面白くない
- 地味すぎる、
- オーラがなさすぎるetc
だとクビになってしまうので自分の得意分野は何か考えましょう。
なるべく1つを伸ばしつつ、他も70点くらいとれればなんとかなるはずです。
僕はちなみに歌のうまさを磨きつつ、MCを頑張っていたものです。
歌は普通くらいにはなったつもりですが、MCがスベリまくっていたので現在に至ってます。
ボーカルはフロントマンと言われるくらいバンドの顔です。
楽器が弾けないことのマイナスを上回るくらい他に魅力的な何かがあれば周りが放っておくはずありません。
楽器も弾けて総合力を目指すのか?
いいところをとことん伸ばすのか?
どちらも正解です。
自分にあった方を選びましょう。
楽器を弾けると幅が広がる
楽器を弾けるバンドのボーカルだとバンドサウンドに厚みが出ます。
ギターボーカルだとバッキングといってコード(和音)を弾いたりします。
ソロだとしても弾き語りができますよね?
僕は楽器を弾きながら歌えなかったのでオケ(カラオケ)を使ってLiveやってました。
HipHopやR&Bなどの人は結構イメージあるんですが、僕みたいなPopsでもオケを使ってLiveする人はたくさんいます。
ただ毎回それだとお客さんを飽きさせてしまう場合があります。
持ち時間が30分で、MC入れて5曲やろうとした場合
- ちょっと早めのテンポの曲は体全体を使ってパフォーマンスする
- バラード系のしっとりした曲はギターやピアノを使って弾き語りする
- オケを流しながらさらに弾き語りする
- PCを使って使いたい音源だけ使って歌うetc
同じ30分でも幅が広がるわけです。
演奏するだけがLiveではありません。
Liveは見せるということも大事になってきます。
お客さんを飽きさせないためにも楽器を弾けると幅が広がります。
今からでも練習しましょう。
楽器を弾けると作曲ができる
音楽を初めてすぐオリジナルから入る人もいるでしょうが、少数でしょう。
最初は好きなアーティストのコピーから入る人がほとんどです。
趣味で楽しくやれればいいという人は、コピーしつつさらに完コピを目指せばいいですが、Step Upしていくにはオリジナル曲が必要となってきます。
オリジナル曲を作るのに楽器は必要です。(DTMがあるじゃないか!)
思いついたメロディーを録音してそこからコードをつけていくのも楽器が必要です。(絶対音感がある人はいらないじゃないか!)
作曲はコードを押さえることができればできます。(コード3つでできるやないか!)
僕がいつもやっている一番簡単な作曲方法
- 曲のテンポ(BPM)速さを決める
- 構成を決める Aメロ>Bメロ>サビみたいなこと
- 最初のコードを決める
- 自分が気持ち悪くないコード進行を作る
- それに合わせて歌ってみる
- 録音して聞いてみる
みたいな感じで曲を作っています。
『楽器はあまり弾けないけど作曲してみたい!』
『とりあえずオリジナル曲が欲しい!』
人にはオススメです。
クオリティーを上げたいとか、完成度を上げたいとか言っていると必ず挫折(ざせつ)します。
たくさん作ってその中でよりよくするにはどうすれば良いかを考えることが必要です。
作曲をするために楽器を弾けるようになりましょう。
楽器を弾けると弾き語りができる
ソロでオケ(カラオケ)だけをつかって歌っているとこれでいいのかなと思う日がきます。
弾き語りは自己満足ではいけないんですが、とても気持ちいいです。
酒を飲みながら特に弾き語りがしたくなりますよね?
また楽器が弾けるとノリが出てきます。
ボーカルはドラム、ベース、ギターの上にのっかっている楽器です。
これは中高音域をボーカルが担当しているのでこう例えられます。
ボーカルやギターはウワモノなんて言われるんですね。
楽器を弾ける人と弾けない人がバンドをやるとこのノリが違ってくるのです。
カラオケを使ってLiveする人はカラオケに歌を合わせますが、楽器が弾ける人は楽器に歌を合わせられるのでうまくノレルようになるのです。
ノレル=乗れるとイメージしてください。
ボーカルはドラム、ベース、ギターというみこしのかつぎ手の上に乗ってパフォーマンスしているようなものです。
アマチュアバンドを見ていいバンドだなーって思う1つがボーカルがうまくのれているというのはあります。
あなたもうまくのれるようになるために楽器を弾けるようになりましょう。
楽器が弾けなくても落ち込むことはない
楽器が弾けなくても落ち込む必要はありません。
やり方はあるからです。
ただ弾けたほうが幅は広がります。
楽器は今は弾けなくても練習すれば必ず弾けるようになります。
プロのアーティストでLiveで楽器を使わない人も必ず楽器は弾けます。
それは作曲をするためです。
弾き語りをするためでもあります。
ボーカルとして歌がうまくなるために歌の練習も確かに必要です。
ただStep Upしていくために楽器が弾けるようになったり、作曲ができるようになったり、音源をつくれるようになったりすることは大切です。
これらができるようになればボーカル力も上がっていきますし、音楽がもっと楽しくなっていきます。
素晴らしい演奏家、ボーカリストになるために頑張りましょう。
シンクウカン 音源